よくわかる卓球用語集
- カーボン
- ブレードに含めて弾みやすくするための炭素のこと。
強度が高く軽いためとても扱いやすい。
メーカーは新素材、特殊素材として販売する為、価格は高くなりやすい。 - 回転
- 上回転:相手ラケットに当たると上にはね返るボールの回転。前進回転、トップスピン
下回転:下に落ちるボールの回転。バックスピン
横回転:横にはねるボールの回転。サイドスピン - カウンター
- 相手の攻撃ボールのスピードを利用して打ち返すこと。
- カット
- 台から離れ、上から下へのスイングで逆回転である下回転をかける守備的打法。
相手のカットを打ち返すのはカット打ちという。 - 角度打ち
- カットやツッツキなどの下回転をボールに合わせラケットを上に向けて上回転に変える打法。
ミート打ちとも呼ばれる場合がある。 - カット主戦
- 卓球台に対して中~後陣に立ち、カットをメインで攻撃し確実かつ、
相手のミスを誘うプレースタイル。 - カットマン
- 戦型がカット型の選手の通称。
和製英語で英語圏では“Chopper”という。 - 角型ペン
- ペンラケットの一種。ブレード(ラバーを貼るところ)が縦に長く
裏面打法に向かないが、スマッシュやドライブの威力が高い。 - 木曽桧
- ラケットに使われる素材。木曽地域でとれる厳選された最高級のヒノキ材であり、
木目が細かく弾力性に富んでいる。見た目が美しく、香りもよい。 - 競技領域
- 試合の競技スペース。ルール上では幅7m、長さ14m以上。
- 逆モーション
- 相手の予測をはずすように打つ動作。
- グラスファイバー
- ラケットに使われる新素材。ガラスを引き伸ばし極めて細かくしたしなやかで丈夫な素材。
インパクトの衝撃を吸収し木材の弾力性を生かす。
- グリップ
- ラケットの握り方。ラケットを握る柄の部分。
グリップ形状はFL(フレア)、ST(ストレート)、AN(アナトミック)、CO(コニック / 以上シェーク)、CP(中国式ペン)など略記される。 - クローズドスタンス
- 打球方向に対し、体を閉じて左右の足を水平に配置するスタンス。
- クロス
- 台に対し、対角線上に打つ方向。
- ゲーム
- 1試合を構成する基本単位。セットとも言う。
2001年9月から1ゲーム11本制となった。
1マッチは3ゲーム・4ゲーム先取制。 - ゲームオーバー
- ゲーム、試合の終了。
- ゲームオール
- 最終ゲームまで勝負がもつれた状態。
5ゲームスマッチでは2-2、7ゲームスマッチでは3-3のこと。
セットオールともいう。 - ゲームセット
- マッチの終了。
- ケブラー
- アラミド繊維の一つで、同じ質量の鋼鉄と比べて5倍ほど強度が高い。
球離れ自体は早いわけではなく、スイートエリアを拡大させる事が目的で、
カットラケットに多く使われる。 - ケブラースピード
- ケブラーを硬化させることで、よりスピード性能をアップさせた素材。
ラケット素材で使う際、桧と組み合わさる場合がある。 - 合板
- 複数の木材の板を張り合わされてできたブレード。1枚板は単板という。
- 後陣
- 台からかなり離れてる領域。
台の近くは前陣、少し離れてる領域は中陣。 - 国際卓球連盟 / ITTF
- International Table Tennis Federation。
卓球の国際組織であり、世界卓球選手権を主催する団体。
世界選手権、世界ジュニア選手権、ITTFワールドツアーなどを主催している。
1926年、初の国際大会がベルリンで開催され、オーストリア、ドイツ、ハンガリー、スウェーデンの4ヵ国によって連盟が設立された。・世界選手権第1回大会はロンドンで開催された
・本部はスイスのローザンヌ
・歴代会長はモンタギュ、エバンス、荻村伊智朗、ハマランド、徐寅生
・現会長はアダム・シャララ
・現在、215の国、地域が加盟で加盟協会数が全スポーツ中で2番目に多い団体 - コントロール系
- 柔らかいスポンジとシートを用い、ボールコントロールがしやすいように設計されたラバー。
扱いやすく、安価で長寿命な事が多いため、初心者などを含め技術を身につける際に使用されることもある。
一方で反発力と摩擦力が低いため、競技段階では威力不足の感があり使用している人は少ない。
か
き
く
け
こ