スポーツでも有利 子どもの身体づくり
最近、保護者の方から
「うちの子が家帰ってから疲れてすぐ寝てくれるからすごく助かる」
とお声をいただきました。
好奇心旺盛な子供たちが没頭できるくらい卓球に向かってくれている事、親からそういったお言葉をいただける事。
卓球場運営者としてやってて良かったなと思えた瞬間でした。
さて本題に入りますが、当卓球場では親御さんから卓球以外にも身体づくりに対してのご質問等をお受けすることがあります。
確かに身体に満遍なく筋力があれば動作も機敏になりますし、
身長が伸びれば内角のボールは取りにくくなりますが、リーチが伸びるのでフットワークが出来ればボールをとれる範囲が広がります。
特に、質問や悩みとして多くいただくのはお子さんの身長が伸びないという事。
今回は遺伝の話はさて置き、生活習慣の観点から身体づくりに関して詳しく書いて行きます。
スポーツで伸びるのは身長ではなく筋力
皆さんがよく誤解しているスポーツすると骨が刺激され身長が伸びるという事。
バスケット選手やテニス選手など高身長の方は多くいるように見えますよね?
もちろん身長が伸びる土壌作りとして考えればスポーツをしたほうが良いのですが、もっと大きな要素を紹介していきます。
身長に変換されるのはタンパク質
子どもの場合、インプットが栄養。
アウトプットが排泄、身長と体重です。
アウトプット量よりインプット量が少なかったり偏りがあると、身体が慢性的に疲れやすくなったり、集中力がなくなってしまい、学校の成績はおろか十分に身長に反映されません。
あと、こちらもよく誤解されているのが、カルシウムを摂取する事で身長を伸ばせるという事。
もちろん骨を硬く形成していく上でカルシウムは必要な栄養素ですが、
通説では、5~8歳の子供なら25g、それ以降の子供は50g毎日たんぱく質をいかに効率よく摂取できるかで身体形成が変わるとされています。
もちろん個人差や、激しく運動する子によっては足りなくなる事もありますが、この数値を基準にして摂取すると良いでしょう。
最近は手軽にタンパク質を取れるプロテインが増えたので、日々の食生活で足りないと感じたら飲むことをお勧めします。
タンパク質を主軸としたバランスの良い食生活
前述した通り、身長に変換されるのはタンパク質とは書きましたが、逆にタンパク質に傾倒した食生活をすると過剰分が内臓脂肪として蓄えられたり、体外に排出される際に内臓に負担をかけてしまいます。
ただ、日々多忙にする親御さんにとって栄養バランスを考えた食事を作るのは非常に手間だと思います。
自然食品ではありませんが、子供向けに販売している食育用サプリや不足しがちなサプリがあるのでそれで補うのも良いでしょう。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%92%E3%81%AE%E6%9C%80%E5%B0%8F%E5%BE%8B
植物が必要な栄養素を取れていないと、摂取が一番少ない栄養素に合わせて全体的な栄養素が抜けていく。
植物でも人体でも、必要な栄養素をいかに満遍なくとれるかが大事である。
肥満、拒食や睡眠不足は成長の一番の敵
子供の身長は、思春期前の第二次成長期で劇的に伸びます。
この第二次成長期をいかに長くさせるかによってその子の身長が決定します。
タイトルでも書いた通り子供が肥満の場合、成長ホルモンがうまく分泌されず思春期が早く来てしまったり
特に女子に多いですが、太りたくなく拒食になってしまいしっかり栄養が取れず身長が伸びなくなってしまいます。
あとは、成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されます。
そこを寝逃してしまうと、成長ホルモンが出涸らしの状態になって、せっかくの成長の機会を逃してしまいます。
その為先ほど書きましたが、スポーツ自体は身長を伸ばすのには直接関係ないです。
寝る子は育つとはよく言ったもので、小学校4年生を超えた辺りから規則正しく睡眠を取ってきた子は健康的にスクスク育っています。
これを機に生活習慣が乱れている子がいたら、生活習慣改善の為スポーツを始めさせるといいのではないでしょうか。
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