野球は甲子園、各スポーツはインターハイ、文化部はコンクールや展覧会と夏休みに向けて各部活は青春をぶつける時期です。
私も昔、この時期に授業がない分、炎天下の中でも遠征に出たり、各部活の応援に出向いていました。
中学生でもスポーツ推薦の為に如何に爪痕を残せるか、かなり自分を追い込む人たちもいると思います。
その時期にたまに質問をいただく内容として、大事な試合前はどういう練習をすればいいかと言う内容です。
あなたは駆け込み派?事前消化派?
皆さん焦りの気持ちから追い込みの練習だったり、練習量をいつもより増やしたりハードにする人が多いと思われます。
もしくは、大事な試合前のコンディションを整えるために、直近の練習量を抑える人もいるかもしれません。
人それぞれ、団体それぞれ進捗等でやり方は多々あると思いますが、
大会では、
当日覚醒して本気の120%発揮できると言う少年漫画みたいな展開はほぼ無いです。あったとしてもそれは当日の運が良かっただけです。
大会の緊張感もあり、
当日、体調を整えられないぞ!駆け込み派
例えば前者の追い込みの練習を直近から増やして試合に臨むパターン。
今も昔も、当日前に一気に追い込み練習を増やす部活や団体も多いイメージですが、これでは一つ一つの練習がかなり粗くなってしまいます。
卓球の場合、体調が悪い状態では動作やボールに対しての反応が鈍くなったり、些細なミスが連発して良いことがありません。
何なら無理な練習がたたって、練習中ケガや体調を崩して大会に挑めなくなることもあると思います。
どの競技もスポーツであれば体はとても大事です。試合前の体調はしっかり整えておきましょう。
メンタルに不安が残りがち 事前消化派
後者の直近の練習量を抑える方の練習の仕方ですが、試合前に体調を万全にして挑みやすいです。
疲労もたまってない状態なのでバイタル面では十分に本領は発揮できそうです。
しかし今度は逆に直前の練習が少ない分、試合中に不安要素が残り、今度は緊張感だったり集中できなかったりメンタル的にうまく行かなくなることが多くなります。
緊張感が強すぎると必要以上に身体が強張り、当日の技術やプレーに影響が出ます。
こちらもメンタル的にもあまりお勧めはできません。
新しいことをせず平常運転で
では何をすれば良いのかと言うと、練習量は日常と変えず試合前の調整でミスをしっかり減らすために基礎練習を多めにする事です。
試験で言うところの終了前の回答の確認、プログラマーで言うところの納品前のスペルチェックやデバックみたいな作業。
欲を言えば生活リズムを1週間前から整えておきたいところ。
直前はあまり新しいことは取り入れず、背伸びせず、今自分の出来る事を最大限発揮できるようにしましょう。
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