今年も半分が終わり、新生活を始めた人たちも仕事や学校、人間関係にも慣れてきた頃でしょう。
取引先の方々も社会経験の一環で、新入社員を同席させて面談だったり商談で来客されます。
スーツに着られつつも、頑張って仕事を覚えようとする姿勢は見ていてこちらも負けてられないと思えます。
卓球の世界でも後から始めてきた人達に追い抜かれたり、試合で惨敗してしまう事など往々してあると思われます。
卓球も勝負の世界、勝つ人がいれば負ける人もいる。
負けた時は悔しいです。
相手が歴が浅かったり年下、何なら兄弟だと尚更嫉妬心や存在感を否定されたようなダメージが来ますよね。
当卓球場でも、多感な時期の子供の中で頻繁に起こり、悔しがる子だったり心が折れてしまう子もいます。
今回はそういった時の心の対処法について書いて行きます。
いつかは追い抜かされる日が来る
社会人を経験した人ならある程度共感できると思いますが、
会社だと昇給昇格があり、高い成果を上げる人や社内関係のキーマンは評価されやすいですよね。
部下や後輩も日に日に勉強、成長しているのでポテンシャル以外に体力、メンタル、モチベーション、考え方を常に高い水準で維持しない限り何かしらの要素で追い越されると思われます。
人より仕事ができ追い抜かれない立場でも、年を取り体力や反応が落ちれば若い子にはバイタルで抜かれます。
遅かれ早かれ、どういうシチュエーションであれ、立場は逆転することは往々にしてあります。
それを子供の頃から早めに経験しないと、社会に出た時に部下にキツく当たったり年下に対して高圧的な態度を取ってしまいがちです。
悔しい気持ちを上役に共感してもらおう
とは言いつつも、卓球で言うと先に後輩にレギュラーやゲームを取られたり、仕事では後輩に追い抜かれたら、悔しいものは悔しいです。
その時のアクションで多いのが、コーチや上役に対して「どうしてアイツが先に選ばれたんですか」と問い詰めたり、自分の中で事実を無理やり飲み込んだり、仕事部活をやめてしまうことです。
上記のどの選択肢も人間関係的にあまり良い選択肢とは言い難いです。
決定権がある側も、「あいつがどうして!?」と質問されても、「あいつ」の良い所しか聞けませんし、聞いたところで惨めになるだけです。
仮に涙ながらにでも正直に「追い抜かれて悔しい」と言われた方が、言われた相手も共感でき潔いなと高評価になります。
何より向上心が有るなと思われ、今後不足な部分、助け舟や助言をもらいやすくなります。
気が引けるとは思いますが、悔しい気持ちは貯めこまず、ありのまま伝えた方が自分の今後の成長にも繋がる近道になるでしょう。